キャリア形成

非大卒者、高卒が働きながら年収を上げる方法

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非大卒者、高卒が働きながら年収を上げる方法

前回の記事では、年収を上げるのに学歴はあったほうが良いと書きましたが、既に社会に出てしまっている人はどうしたら良いのかという問題について書いていきます。

筆者の学歴と年収

筆者の最終学歴は高卒(大学中退)ですが、筆者の年収は20代後半から1000万を越えています。

当ブログでは、仮に年収1000万円以上を高年収と定義しています。
(実際のところ年収1000万円では大して贅沢はできない)

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年収上げる方法5つの方法

功績を出す

一番ベーシックな方法ですが、これが一番わかりやすいでしょう。

具体的に功績とは何なのか?
これは、あなたの所属している会社、部署によって、異なりますので、あなたの評価者にしっかりと確認した方が良いでしょう。

(会社によっては無いところもありますが)定期的にキャリア面談を実施している会社であれば、自分が今求められているミッションは何なのか、ミッションを達成するとどういう評価を得られるのか、昇給するための要件はどのようなものがあるのか等については、きちんと確認しておくべき項目です。

なかなかお金に関することだと、面談のときに言いづらいと思うかもしれませんが、評価する側の立場から言わせてもらうと、全従業員のキャリアパスについて、1人1人のパーソナリティの違い等も考慮した上ですべて網羅的に、完璧に把握できている会社はまず無いと思います。なので、積極的にアピールしていく必要があります。

そうでないと、故意じゃないないにしても、うやむやになってしまうことは往々にしてあり、あなたのキャリア形成、年収向上にとっては大きな損失となってしまいます。

そもそもキャリア面談自体無いよっていう会社にお勤めの場合は、そこでの年収向上を期待するのは厳しいかもしれません。経営者の目線では、リクエストがなければ積極的に給与を上げる理由はありませんので。

ジョブチェンジ(職種変更)する

あなたがもし今、経理、総務、法務、労務等の管理系業務に従事しているのだとすると、前述した功績を出すことにより年収を上げていくということにも限界があります。
会社によって違いもありますが、一般的に管理部門の人材は営業部門の人材よりもそもそも採用人数が少なく、給与の高い役職者はもっと少ないです。

いくら功績を上げても、上位役職のポジションが埋まっている場合は昇格を期待することは難しいでしょう。

この場合、職種を変更するということも選択肢の一つです。
具体的には、販売実績に応じたインセンティブがある営業職や、社会的に供給量よりも需要の量が多い(記事執筆時点)ITエンジニア等です。
ただし、ジョブチェンジにも当然リスクがありまして、一旦これまでのキャリアがリセットされてしまいますので、ジョブチェンジ直後は年収が下がってしまう可能性があります。

そのため、ジョブチェンジをする場合には、一旦年収が下がるリスクを飲み込めること、その後に功績を積み上げていける自信がある方にはオススメの方法となりますが、その自信が持てない方にはオススメしません。

資格を取得する

資格の有用性についてはこちらで詳しく
会社の規模、職種にもよりますが、資格手当を支給してる会社もあります。

例えば、、以下のようなイメージです。

資格の種類

資格手当の相場

中小企業診断士

10,000円~30,000円

宅地建物取引士

5,000円~30,000円

簿記2級

5,000円~50,000円

税理士

10,000円~50,000円

社会保険労務士

10,000円~50,000円

副業をする

最近は副業を認める会社も増えてきています。あなたの勤務先で副業ができるのかどうかは、勤務先の就業規則を確認しましょう。就業規則は従業員が閲覧できる場所にあるはずですが、無い場合は人事部門に確認して、副業ができるのかどうかを確認しましょう。

副業が認められている場合、どのような副業をするのが良いか?

得意なことや、本業に近しい領域の業務が良いでしょう。
管理部門に従事している方であれば、例えば次のような副業が考えられます。

 

副業の種類

報酬相場

データ入力 1文字0.5円前後(時間換算3,000円~6,000円前後)
経理代行 1仕訳100円~150円(月間300仕訳なら30,000円~45,000円)
ロゴデザイン 1件5,000円~
プレゼンテーション資料作成 1ページ5,000円~10,000円前後

 

転職する

今の会社に資格手当がなかったり、副業がNG、キャリア面談も無い、、、
というような場合は転職をするのも1つの選択肢です。

ただし、転職をするにあたっては短期的な目線ではなく長期的なキャリア形成プランを作っておかないと、後々後悔することになりかねません。

転職をオススメしないケース

「とにかく、今の会社の環境に不満がある」から転職をしたいと考えている方は、今すぐ転職活動を止めた方が良いです。
はっきり言いまして、世の中に100点満点の会社は存在しません。必ず何かしらの不満が発生するはずです。
あなたが、仕事をするにあたって優先したい項目は何なのか?を明らかにすることを先にやった方が良いです。

・対価(給料)
・勤務時間
・業務内容
・福利厚生
・働きやすさ(場所やリモートワークの可否)

他にも要素はあると思いますが、あなたにとって優先したい項目は何なのかを自分でノートに書き出してみて、それぞれに合格点を設定します。
実際に転職先の求人情報を調べてみて、面接を受け、各項目に配点してみて、自分が求める点数と現実のギャップを比較してなるべく客観的に判断するということもオススメです。

転職をオススメするケース

筆者の周りで実際にあった具体的な事例をあげますと、知人に監査法人に勤務していて転職をした人がいます。
この方は新卒で監査法人に入所し、IPOの達成も経験があったことからこの経験を活かして事業会社にCFOポジションとして転職されました。
このようにこれまでのキャリアを活かして次の転職先を具体的にイメージできるのであれば積極的に転職活動をすることもオススメです。

キャリア形成プランの作成は人材紹介のエージェントと一緒に行うのがオススメ

キャリア形成プランや、転職先に求める項目リストアップをすることの重要性について書いてきましたが、実際これを1人でやるとなると大変です。
そこで、転職エージェントを活用しましょう。
基本的には求職者側(転職をする人)は費用がかからず、履歴書の作成や職務経歴書の作成も手伝ってくれますので、エージェントと一緒に自分の職務経歴書をもとに目指しているキャリアビジョンや、優先したい事項をまとめるようにすると良いでしょう。

 



この記事を読んでくれたあなたの年収が上がりますように!

 

 

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